渡韓整形1

今日、私は渡韓整形をしてきた。まあ、今時珍しいことでもないだろう。容姿にコンプレックスを抱いたきっかけは前記事でも触れた通りだ。今回は1週間の滞在でダウンタイムが暇ということもあり、記録も兼ねて詳細にブログを書こうと思う。これから整形を受けようかなと思っている人の参考に少しでもなれば(ならないと思うけど)幸いだ。

 

さて、整形といえばまずは最優先ともいえるのがカウンセリングの予約だ。巷ではこのカウンセリング巡りが、自分の感性と一致すると思われる医師に、執刀を委ねる一番の要とされる。が、ロクにカウセ巡りもせず、私は症例が好みだったことと大手だから安心(バカ)という考えで時間もお金も惜しんで勢いで選んだ。正直に言って整形スレでは一番タブーとされている行為だ。普通、手術の予約を取る前に韓国に数日間滞在し、何個か候補の病院を何日かかけて回り、その中から良いと思った医師選んで予約する、という流れが定石だ。

 

なぜ私がそれをしなかったというと、一つは、私は極度のめんどくさがりでそこまでのお金の余裕はなく、一度目の整形でもその方法で選んだ病院で奇跡的に(?)自分の中では成功した為だ。(執刀医もお任せだった。)一応言っておくけどおすすめはしない。

二つ目は、カウセと手術の予約を入れた時の状況的に自分の顔に絶望して病んでいたことだ。多分、カウセ巡りをしていたら、それからまた期間が空くとその熱が下がって、自分を後押しするものがないとやっぱいいかという決断になりかねないと思ったからだ。優柔不断だから決めかねるってのもある。鉄は熱いうちに打てっていうじゃん。(?)それにいくらカウセがよかった病院でもリスクは必ずある。最後は運。

 

自分の性格的に、多少いい加減でも許せるっていう所と楽観的な所もあると思う。正直この鼻がマシになるなら理想に完璧にならなくてもまあいいかってなると思ったから。完全にお前が言うなだけど、元々の土台のポテンシャルもあるし自分の理想通りにならないとすぐ失敗って発狂しちゃう人はそもそも整形向いてないと思う。

ちなみに韓国の病院を選んだ理由はお金。それと、日本でも有名な病院で通訳もついていたこと。以前、とある鼻の手術が上手だと評判の日本の医師の下を訪ねたことがある。しかしカウンセリングで提示された価格はなんと200万円という途方もない額だった。(+指名料20%)今回の渡韓でも正直お金に余裕はなかった私が、それだけの額を払うには風○堕ちでもしない限り無理だろう(笑)

 

情報収集は一応、5ちゃんの過去スレ全部読むのはもちろん、Twitterの整形垢をフォローし、今は便利なことに整形のビフォーアフターや経過の口コミを載せられるアプリも存在する。それに関しては何年もかけて慎重に見てた。その結果分かったことがある。いくら成功例があるどの病院でも失敗されただの事故だの悪い噂があるということ。もうこれに限ってはさっきも言った通り完全に運だ。失敗されても自己責任。

 

そんなこんなで病院も決めて手術をすることが決まった。楽観的とか言ってたけど手術するまでの一カ月間は生きた心地がしなかった。失敗されたらどうしようって不安だけが強かった。でもこのままやらないでウジウジ悩んでるより前に進みたい気持ちの方が強かった。それだけが心の拠り所だった。

 

すごく不安だったけど幸いにも海外には何度か行った事があったので無事に1人で着いたことは自信になった。(本当に馬鹿でドジで1人では何もできない人間だから)前日は緊張してなかなか寝付けなかった。

 

病院はなかなか立派な建物だった。受付はおしゃれなカフェのような雰囲気で、実際にこの病院で整形したモデルたちが広告塔の映像が流れていたり、雑誌がそこらじゅうに置いてあった。手術当日は、まず検査から始まった。問診、血液検査、CT、写真撮影。それをもとにカウンセリング。私の希望は鼻筋と鼻先を伸ばしたいことを伝えた。するとカウンセラーは「鼻が短い」とはっきり言っていて、私は事実だから気にしなかったけど、気を悪くする人もいるんじゃないかと思った(笑)医師とのカウンセリングはかなり短かった。5分くらいだったと思う。手術のざっくりとした説明で、耳の軟骨を取って鼻の穴の縁を埋める、鼻先にも入れるそうだった。

 

手術のリスクについての説明があり、同意書にサインした。私は以前病院事務として働いていた経験があるのだが、私が勤務していた病院の同意書はとても少ない何%かのリスクでも細かく同意書に記載されていた。それに比べて大雑把だなと感じた(笑)

 

カウンセリングが終わるといよいよ手術だ。手術着に着替えて、手術室へと案内された。緊張。血圧を測られて、麻酔が打たれるとあっという間に眠ってしまった。

 

目が覚めると手術は終わっていて椅子に寝かされていた。しばらくはとてもフラフラして気分が悪かった。絶食絶飲だったのに何故か激しい尿意を催して何度かトイレに行った(笑)

鼻にはギプスが付けられテーピングがバチバチに貼られていた。軟骨を採取したと思われる右耳にはガーゼが貼られていた。しかし手術の経過や症例は何度もネットで見ていたので驚かなかった。

 

しばらくすると徐々に意識が回復してきて1人でも歩けるようになった。その後通訳さんが術後の注意事項を再度説明してくれて、痛み止めと軟膏の薬を持ってきてくれた。次に来院するのは2日後で鼻の中に詰めている綿を外すそうだ。その次は1週間後の抜糸でいよいよギプスが外れる。そうしたら整形後の鼻といよいよご対面だ。

 

その後は麻酔のせいでまだ少し気持ちが悪かったけど、コンビニでお粥とゼリーを買って、病院の目と鼻の先にあるホテルに無事戻った。

 

これからダウンタイムが始まる・・・抜糸まで洗顔も洗髪もできなくて不便だよ。

 

今日のブログはこれでおしまい。韓国料理めっちゃ食べたかったけど味を感じるのかな(泣)元気になったら食べられるといいな。鼻の心配より自分の餌の心配をしてるのが貪欲すぎてうける(笑)それではあでゅー。